自分は、そこまで未来を信じることはできない。

 

人類は愚かだ

 

SD体制から人類を解放した事

それで本当に良かったかどうかなど、今でもわからない

 

 

けれど

 

 

本当はずっとその手をとりたかったのだ。

 

ステーションで初めて目にした時から

 

 

 

 

あの、生涯忘れることのできなくなった黒髪の少年と同じ
強い意志と自由を求める瞳に憧れていた

 

 

 

 

初めて自分の思うように行動できた。

その手をとったこと

その事に後悔はない

 

 

 

なんて安らかな、満ち足りた顔で

 

 

 

 

 

 

自分は、これから あの暗い水の底に落ちるのだろう

 

サムの手も

シロエの手も

 

自分は掴むことができなかった

 

あの時は

 

マツカがこの手を掴んで引き上げてくれたが

 

 

 

 

 

 

 

何度も何度も

 

自分はその手をはねのけ、その顔を曇らせた

 

今更

 

手をとって欲しいなどと

そんな資格は自分にはないのだ

 

 

 

 

 

最終話シリーズ キースVer Fin

 

⇒ジョミーVerへ

 

最終話見た後にいろいろ妄想して、漫画にしようと思っていたのですが、どうにもまとまらなかった(と、言うより技量がなかった)ので微妙なポエムチックな独白になっちゃいました。でもどうしてもかきたかったんです。自分にはうまく表現できないと思いつつも形にしてみたくて。案の定撃沈してますが、やったことに対して満足しました(それでいいのか・笑)
キースが手をはねのけてきたのは、マツカも含めて”ミュウ”っていう感じでかきたかったんですが、伝わりずらすぎるので書いておこう。ジョミーだけでもいいんですけどね。最終回キスジョミ万歳(何を言うとる)
キースの中でシロエとジョミーが重なって、憧れに似た気持ちを抱くってのは原作のエピソードなんですが、好きなとこなんで混ぜちゃいました。いろいろ織り交ぜて脳内保管です。
最終話妄想シリーズ、あといくつか続きます〜